「社名の由来」からの発信
わたし達の組織名称は日本古来の美意識とされる「侘び」「寂び」という言葉からとっています。語尾の「び」を共通項として一字とし、語感と単語の意味にあやかって「ワサビ」としました。
粗末な中であっても、質的、美的に優れたものを意味する 「侘び」
経年変化により醸し出される雰囲気への美意識を意味する 「寂び」
とても日本的なものと考えられそうなふたつの言葉ですが、この概念は世界各国で度々日本文化をもとにした生活スタイルがとりあげられることから、世界中で通じるものなのだと思いました。それとともにこの日本の伝統的な美的感覚が、現在の社会で言われている環境の問題や身近にあるけれども改めて見直す事が必要な問題を解決しながら、かつ人間に必要な豊かな感性をデザインを通して提供する事ができるのではないか?と考えるようになりその思いを社会で表現し、伝えるために会社を組織し、活動することを決めました。
「侘び寂び」という言葉をキーワードに創作活動をしていくわたし達は、本質的に価値のあるものを探したい。という欲求を持っています。
その一方で時代の潮流にのらないことへの恐れや焦りといった感情を抱くことも否定できません。しかし、一過性の価値観で判断しつくられたものが、本質的欲求を満たす創作となることは決してありません。
わたし達が表現し創り出していくものは、ただ表層的な豪華さや刹那の流行を追い求め、本質的に価値の無いものであってはならず、独創的でユーモアがあり、かつクライアントの利益につながるもの。そしてその創作意識の源をひもといてゆけばそれが社会全体の利益へとつながっていく。そういうものでなければなりません。
このような意思を持つ「ワサビ」に共感してくれるスタッフやクライアントに出会い、そして共にプロジェクトを進めることが何よりの楽しみであり、明日への原動力です。


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1978年高知県生まれ
大阪工業大学工学部建築学科を卒業後インターメディウム研究室(IMI)へ入学。IMI在学中の2001年に株式会社インフィクスへ入社。間宮吉彦氏のもとで飲食店やブティック、学校、住宅など幅広いジャンルの物件において設計・監理を担当。主な担当物件にレストランMitte(飲食店/本町・大阪)やG.B.gafas(眼鏡店/梅田・大阪)などがある。2006年6月同社を退職し、フリーランス[屋号:DiveDesignDepartment]として活動を開始する。美容室やオフィス等をデザインする。また福祉施設のプロジェクトにおいては、クリエイティブディレクターとして活動。2007年5月に株式会社に改組、社名を「株式会社ワサビ」(英名:wasab.co.,ltd.)とし現在にいたる。