先日掲載しました「安多化粧合板さん社会見学Ⅰ」の続きをお送りします!
前回の大平林業さんのスライサー工場から移動して、八尾南にある安多化粧合板さんの会社へ。今回は、突板から化粧合板ができるまでの工程を順を追って書いていきます。
①出来上がった突板を裁断する。
スライスされた突板の木目の柄によって裁断箇所を決める。
この時、木目の柄を重視し、個性的なものができるよう裁断箇所を選ぶことにより、安多化粧合板さんの他社とは違うオリジナル性の高い商品が出来上がるのです。


②板にノリを塗り、突板を接着する。
板に突板を乗せる際、霧吹きで水をかけ、アイロンをあてていきます。そしてプレス機にかけ接着します。



③プレスの熱が冷めたら、板からはみ出しているふちを切ります。

④仕上げにサンダーをかけ、表面を整えます。
とっても大きなサンダーで、木の種類や柔らかさに合わせて、ヤスリの細かさ、強さを調整しているそうです。

こうして出来上がった化粧合板です!
工場内には様々な樹種の化粧合板が置いてあり、無垢材と見間違う存在感がありました。

安多化粧合板さんは新しい化粧合板を日々研究されています。
どれも今までにみたことのない化粧合板ばかりでした。



日頃、無垢材と突板は比べられがちですが、木であるということ意外は全く別物で、使用用途に合わせ、使い分けをすることが大切です。反りや、重さ、質感など、それぞれの持つ特徴をよくとらえ、向いているものを選ぶこと。そんな当たり前なことに改めて気付かされた社会見学でした。
お忙しい中お付き合いいただき、楽しく分かりやすくお話を聞かせて下さいました、安多化粧合板株式会社のみなさん、大平林業の方々、本当にありがとうございました。
takenouchi
接骨院のある新築住宅計画として始まったプロジェクトでしたが、既存接骨院改装計画へと方向転換して再スタートしました。前回、思い切ってご提案したことが大きな転機となりました。
改めて現場調査へ。今回は既存建物の寸法を知ることと、骨組みを解読することがポイントでした。

RC造の建物の屋上から、隣に接続された木造の屋根裏を覗いてみると・・・

存在感のある小屋梁のかかった小屋組。これは良い空間になりそうです。
yoshida
北浜テラス 10:52 19 Apr 2010 posted

土佐堀川に面した北浜エリアで行われている北浜テラスの新店舗が出来たと聞きさっそくみんなで行ってきました。ライオン橋のたもとにあるカフェで、川床から川面を見ながら大阪市中央公会堂や東洋陶磁美術館などが一望できました。こんな風に、気持ちのいい場所がもっとたくさん増えたらいいなと思いました。

takenouchi
事務所からの景色 11:31 15 Apr 2010 posted


4月上旬に撮影した、ワサビ事務所から見た大川の桜です。上流に向かって続く桜並木がとてもきれいでした。
たまに通る船も、普段よりゆっくりと進んでいるような気がしました。
どんどん散ってしまうのが残念ですね。次は青々と茂る新緑が楽しみです。
takenouchi
ワサビラウンジ02にスピーカーとしてご協力いただいた、安多化粧合板
さんのお仕事を拝見するべく社会見学にいきました。
「化粧合板」とは、多種多様な木材を、約0.2〜0.6mmの薄さにスライスしたもの(これを突き板と呼びます)を合板やMDFなどの基材に接着、塗装などで仕上げたものです。天然木化粧合板、突き板化粧板、天然突き板仕上げなどとも呼ばれることがあり、内装材や家具などの表面化粧板として用いられます。
化粧合板が出来るまでの工程を簡単に説明しますと、木材屋さんから仕入れた原木を、突板屋さんが突板に加工し、できた突板を化粧合板屋さんが買い、化粧合板へと加工して完成です。
安多化粧合板さんは、この工程の「突き板を購入→化粧合板へ加工」をする役割から、独自の商品開発を試みるため、「全行程を一貫して行う」という取り組みに意欲的に邁進されています。
今回、私たちの「化粧合板を作る工程を一から見てみたい!」というリクエストに応えていただき、安多さんが突板を作る際にお世話になっている大平林業さんのスライサー工場へ案内して下さいました。
今日はまず、大平林業さんのスライサー工場でお聞きした突板が出来るまでの工程を順をおって書いていきます。
スライサー工場内の様子
大きな工場内には生の木特有の香りが立ちこめていました。

①原木の丸太をブロックに切っていく。


②大きなお風呂のような入れ物にいれ、煮沸する。
私たちと比べるとこんなに大きいんです。


③濡れた状態の木にかんなをかけ、薄くスライスする。
4mの大きな刃物の刃先はゾクっとするほどの鋭さ。

④乾燥させる。乾燥方法は3パターンあるそうです。こちらではそのうち2パターンの方法を行っておられます。
1パターン:自然乾燥
自然乾燥の場合は、紐に竹製のクリップのようなもので吊るす。

パターン2:高周波真空乾燥機
真空になる大きな電子レンジのような機械に入れ乾燥させる。
乾燥機はまるで大きな潜水艦のようでした。

こうして出来上がった突板です!
たくさんの種類の突板が積んであり迫力がありました。


次回は安多化粧合板さんの工場で化粧合板が出来上がるまでの工程をお送りします。
乞うご期待ください!
takenouchi