「焼きもんバール新町メリハリ」は「炉端」と「バール」の融合をテーマとした新しい業態である。
それは、シンプルに焼き、炙って提供される厳選された食材と、立ち呑み屋のように軽い感覚で飲める個性あるワイン、というイメージの異なるものの対比で表現されている。
そこで、空間は異なる要素がお互いにぶつかりながら、新しいものとなり、根付いていくイメージとなるようにデザインした。それは例えば、4人掛けとしては小さめのテーブルでレイアウトされた席と、ゆとりをもたせたカウンター席との関係であったり、植物の茎が積層された板材や珪藻土のような柔らかいものと、ステンレスや磁器質タイルのような硬質なものの対比である。
このような表現が、少しずつ時を経て店と料理と人とが融合していく為のちょっとした刺激となり、空間を完成させていくのではないだろうか。